case16 : ペッパーさん(20代)
本日の不倫エピソードは未婚男性の"ペッパーさん"の体験談です。
新しく入ったバイト先で出会った女性と不倫関係になってしまうお話です。
生活の為に新しく見つけたバイトの面接で出会った女性
当時、私がまだ学生の時のことです。一人暮らしをしていた私は、お金がないのでアルバイトを探すことにしました。そして、バイト先を見つけると早速電話をかけ、2.3回のコール音がなると、かわいい感じの女の人の声が私の耳に入ってきました。
内容としては事務的でしたがどうやら早急に人手が欲しいらしくどんな格好でもよいのですぐに面接に来てほしいとのこと。なので、今思えば恥ずかしい限りだけれど、本当に適当な格好で大急ぎで走って面接場所へ行きました。
面接場所に着くころにはものすごく汗をかき、はぁはぁ、と息をきらせていました。そんな時に、もしかして面接の方ですか?こんなに急いできてくれた人は初めてですよ。と声をかけてきた彼女こそ、後に不倫関係となる電話主その人でした。
彼女からの突然の告白...戸惑いながらも付き合うことに
私のバイトが決まると早速、彼女に仕事を教わることになりました。彼女は教え方がとても上手でわかりやすく、けれど理論的ではなく○○な感じで、とかパーっとやっちゃって!なんていう教え方でしたので本当に感性の合う相手だったんだと思っていました。
そんな感じで二人で仕事をすることも多くなり、次第に会話が増えていき、込み入った話も多くなりました。彼女は結婚していたのですが、仲良くなるにつれ、旦那さんに対する愚痴も聞くようになってきました。私はこんないい人でも、悩みが絶えることってないんだな。と一人で思っておりました。
そんなある日、真面目な顔をした彼女から、好きと告白をうけました。私は少し戸惑いましたが、それでも話していくうちに、彼女に愛情が沸いていたので、受け入れて付き合うことになりました。
満たされない恋愛...もう二度と不倫はしたくない!
不倫という形ではありますが、付き合っている時は旦那さんとの取り合いの心境が少し入っていて普通の恋愛よりも独占欲が湧いてくるのが実感としてありました。
けれど、所詮は不倫です。二人でデートもなんだか人目を気にしている自分がいて、あまり楽しくありませんでした。そして、眠るときにがっかりするんです。相手には家庭があり、むしろ自分が邪魔ものであり、この関係は長く持つことがないことを。きっと不倫に、はまる人はこの悲劇性が好きなんだと思います。
私はどちらかというと罪悪感の方が強くなり、他の人の目を見て話すことがなくなりました。私にとっては生産性がない恋愛の一つでした。そしてこの恋愛をして気づいたことは、不倫は自分に向いていないことがわかりました。二度とこんなことはしないと思います。
今回の一言コメント
彼女から突然の告白を受けて、付き合うことになった"ペッパーさん"。彼女には帰るべき場所があると思うと、何とも言えない寂しさと虚しさが湧いてくるものですよね。不倫は普通の恋愛の様に、自分の感情を相手にぶつけることが出来ないですから、最後には関係を続けるのが辛くなってしまうのかもしれませんね。