case20 : toshi_1965さん(50代)
本日の不倫エピソード投稿者は既婚男性"toshi_1965さん"の体験談です。
新しい赴任先の職場で知り合った一人の女性。彼女の誕生日をキッカケに二人の不倫関係が始まり...。
赴任先の支店で出会った彼女とのダブル不倫関係
彼女との出会いは本店の会議室、私は新しく開設される支店の支店長に任命され、彼女はその支店の経理兼事務職として紹介されました。その頃の私は結婚して10年目を迎え、妻の存在が当たり前になっていた頃です。
その夜は会社の重役と赴任が決まったメンバーで飲み会でした。最初は、例によって昼間の会議の続きのような、仕事の話で始まりましたが、だんだんお酒が入ってくると、女性陣を男性がはさむ形で大宴会。昼間紹介された経理担当の彼女は私の隣に座っていました。
彼女はとても明るく、突然支店長に指名されて若干不安な私の気持ちを気遣ってくれ、色々なことを話しかけてくれたり、一緒にカラオケを歌ったりと、その夜は遅くまで盛り上がっていました。しかしそれが、私の人生でただ一度の不倫の始まりとなるとは思いもせず・・・。
不倫の始まり...彼女の誕生日を2人きりで過ごした夜
新しい事務所の開業準備室。開業までの最初の一ヶ月ほどは、私と彼女の二人だけ。昼食も夜のおつかれさんのビールも2人だけです。その頃から、だんだん彼女に惹かれている自分を感じ、理性と格闘しながらの毎日。そんな淡い気持ちを忙しい仕事で紛らわせていました。
彼女には年下の夫がいて、私には妻があって、しかも会社の同僚、上司と部下の関係です。今何かまちがいが起こると自分の人生はひっくりかえってしまうかもしれない。そんな事を何度も自分に言い聞かせながらの毎日です。
未だに覚えていますが、その年の彼女の誕生日での出来事。私はなんとか気持ちだけは伝えたいと考え、花束を買って彼女を近くのクラブに誘いました。それが間違いの始まり、気持ちを伝えたところで、たぶん彼女に引かれてしまうだろうと考えていた、私の予測はみごとにはずれてしまったのです。彼女の誕生日の夜、2人の不倫が始まった夜でした。
突然の転勤...それ以降は彼女と会うこともなくなりました
その後、私は九州の支店の立ち上げに関わることになり、彼女とはだんだん疎遠になっていきました。今思えば、実は不倫のことが会社にばれていて、飛ばされたのかも知れません。彼女との不倫中、私は真剣に離婚を考え、彼女も夫との別れを口にしていましたが、結局はお互いに今の生活を壊してしまうほどの、勇気がなかったということでしょう。
そして、突然の転勤命令はある意味、運がよかったのかも知れません。私の妻はおそらく彼女の存在も知らなかったはず・・。それとも実は感づいていて、知らんふりをしていたのか・・。現在私は50代になり子供も巣立ち、また以前のように妻と二人の生活が始まりました。なんの変哲もない普通のくらし、もしあの時転勤していなければどうなっていたことか、今考えるとゾッとします。この話は一生妻には内緒の話、申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも時々、あの頃を思い出して一人でニヤニヤしたりする自分もいます・・。
今回の一言コメント
ズルズルと関係を続けていたら、もしかしたらお互いの家庭も壊れていたのかもしれませんね。そういった意味では、本当に良いタイミングの転勤だったのかもしれません。不倫関係も引き際を間違えると、取り返しのつかないことになりかねません。