case21 : 椿ちゃんさん(30代)
本日の不倫エピソードは既婚女性"椿ちゃんさん"の体験談です。
初めての不倫で、今までの恋愛のように出来ないことに戸惑う日々のお話。
優しくて頼れる上司...私にとって憧れの存在でした
転職をしてすぐに、その男性とは出会いました。その男性は私とは別部署だったのですが、そんなに人数の多い会社ではなかったので、別部署でもどんな事をしているのか分かる感じでした。私が困っていると、部署は違えど、すぐに助けに来てくれる、頼りになる上司の一人でした。
最初の頃は、仕事に慣れていなかったこともあり、周りを見る余裕もなく、困った事があれば度々助けてもらっていました。その男性は、他の人からも一目置かれる存在で、普段から目立っていました。仕事ぶりを間近で見てても、いつもすごいなと思っていたし、取引先からの評価もとても高い方だったので、こんなに優しくて仕事も出来て、周りからも信頼される人がいるのだなと思っていました。言ってみれば、今まで出会った事のないような、憧れるような存在の人でした。
好きとゆう感情が芽生えるのに時間は掛かりませんでした...
最初は面倒見の良い優しい上司だなと、同期入社の子と話をしている程度でした。私が配属になった部署は、夜遅くまで仕事をしないといけない部署で、まだ仕事に慣れていないというのもあり、いつも同期の子と遅くまで仕事をしていました。仕事が遅く終わる日は、きまって上司が夜ご飯をご馳走してくれたり、家まで送ってくれたりしてました。
それが何度か続くと、ただの面倒見の良い上司という風に見られなくなっていき、どんどん好きとゆう気持ちに変化していきました。でも、年もすごく離れていたし、何より既婚者でしたので、関係をどうこう出来るワケもなく...。ただ年上の男性に魅力を感じているだけ、と自分の気持ちに言い聞かせて過ごしていました。
ある時、いつものように仕事が遅くまでかかってしまい、上司に自宅まで送ってもらいました。そして、帰り際に上司から好きだと告白を受けたのです。彼の方から私を好きだと聞いて、一気に自分の気持ちを抑える事が出来なくなってしまいました...。駄目だと分かってはいても、結局は彼と不倫関係になってしまったのです。
関係を持てば持つほど、寂しさと切なさで胸がいっぱいに
正直、最初は自分が不倫をする事になるなんて、思ってもいませんでした。今までお付き合いしてきた男性はそんなに年も離れていなかったし、結婚するなら自分と年齢の近い男性とするものだと思っていました。だからその男性を好きになったという事がまず不思議だったけれど、でも好きだという気持ちは今までお付き合いしてきた男性以上の感情なような気がしました。当時はまだ若かったというのもあり感情が先走って、不倫だと分かっていても、今までお付き合いしてきた男性と同じようなお付き合いが出来ると思っていました。
ですが、実際お付き合いを始めると、会社にいる時は、確かにいつも一緒にいられるし幸せだけれど、お付き合いをしている事は、絶対に秘密にしないといけないし、会話も上司と部下という感じでしか出来ない事に寂しさを覚える事もありました。それに彼が自宅に帰ってしまえば、電話をする事も出来ないし、お家に行く事だって出来ません。
私は当時ひとり暮らしをしていましたが、その男性とは全く反対方向に住んでいて、1時間程かかる距離だったので長い時間会う事も出来ませんでした。イベント事も会ったり会えなかったりしたし、ドタキャンなんて当たり前の時期もありました。今思えばドタキャンされた時はすでに奥様にバレていたのかもしれません。
お付き合いを始めた時はこんなに素敵な男性と一緒にいられると舞い上がっていましたが、実際は今までお付き合いしてきた男性のようにはいかず、やはり不倫は難しいなと実感しました。結局その後、色々とあってその男性とはお別れしましたが、奥様には悪い事をしたなとつくづく思います。一時的とはいえ、人の旦那様とお付き合いしていた訳だし、奥様が不倫をしている事を知っていたのなら、尚更すごく辛かったと思います。この不倫を経験して、もう不倫は絶対にしないと決めたし、まず既婚者の男性とは最低限の距離を置くようにしようとこの経験を通して思いました。でも、彼を好きになった事は後悔していないし、自分にとっては良い経験をさせてもらったと思っています。
今回の一言コメント
今までの恋愛と比べると、上手くいかないことや制約も色々とありますから、寂しい気持ちになることも多々あったのでしょうね。それでも、今ではいい経験になったと前向きに思っていることはとてもいいことだと思います。次は自由な恋愛ができるといいですね!
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