case27 : まりなさん(30代)
本日の不倫エピソードは既婚女性"まりなさん"の体験談です。
気晴らしになればと、軽い気持ちで登録した出会い系サイト。そこで知り合った男性と…。
キッカケは出会い系サイト...一通のメールから始まった恋
私が彼と出会ったキッカケは、出会い系サイトでした。最初はただ、男性と話ができればいい、とゆう軽い気持ちで登録しました。登録後にはたくさんメールがきて、私と同じような男性は結構いるものなんだ、と感じました。
その中でとても丁寧で、思いやりが感じられるメールが来たので早速を返事をしてみることに。すると、その日に返信がありました。それがキッカケでその男性とのメールが始まりました。趣味の読書のことを書くと、相手も同じ本を読んでいたり、感覚が同じに思えたのと男性にしては長いメールを書いてくれるのが楽しくて、一日に何通もやりとりするようになっていきました。
お互いになぜかお互いの家庭のことには触れずにいました。きっとお互いにそういうものから切り離された存在になりたかったのだと思います。メールをして一ヶ月くらいで会おうと私から言って会う事にしました。
メールを繰り返す内に芽生えていく"会いたい"とゆう感情
メールを始めた時には、まず会おうという気持ちはなかったので悪いことをしているという感覚もありませんでした。それとは逆にメールがくるのがとても楽しく、待ち遠しかったので、私自身はきっと毎日ウキウキしていたのかと思います。
それを家族にとがめられたりということもなく、不思議なことに彼とメールをしている時は、家庭の雰囲気もそれまで以上によくなっていったように思います。そして、彼がメールで会いたい会いたい、という風に言ってこなかったことも関係していたかもしれませんが、彼ではなく私のほうから会いたいと言うようになりました。それに対して彼も、特に反対するわけでなく、好きだから会って話してみたいと言われ会うのは本当に自然なことのように思えました。
好きだったけど...あくまでも私の生活の一部に過ぎなかった
彼と会って、ホテルに行くようになった後も、私自身は特に変わったことはなかったと思います。けれども、会う回数が増えるにつれ、彼の束縛が激しくなってきました。会えない時の寂しい気持ちはお互い同じだったと思いますが、それよりも彼から、買い物をしたら何時に帰ってくるの?という質問や、どうしてメールの返事が遅いの?と言われたりすることが重荷になり、最終的にはもうやめたいと私から言って別れました。
別れてから、寂しくなったり、悲しくなったりしましたが、元に戻りたい、とは思いませんでした。彼とつき合っていた時は、彼のことが好きだったのに、どうして戻りたいと思わないのか自分自身が疑問でした。多分、縛られる関係を望んでいなかったからなのかな、と今では思います。
彼とつき合ったことは全然後悔はしていません。それどころかたった1年だったけれども私を好きになってくれてありがとう、と今も思います。私の中で不倫はいつか終わるもの、という気がしています。中にはずっと続けている人もいるかもしれませんが、私は彼が一番になったことはなく自分の生活があって、その中の不倫だったのだな、とそんな風に思います。
今回の一言コメント
最終的に彼の束縛が激しくなったことが理由で、1年間で不倫関係に幕を閉じた"まりなさん"。お互いに求める関係像が異なってきてしまったのかもしれませんね。やはり不倫は、どちらかが本気になってしまったりすると、関係を続けていくことは難しいのかな、と思います。