case3 : imosukeさん（50代）
今回ご紹介するのは、既婚男性"imosukeさん"のエピソードになります。
今までの方とは違い、1度の不倫をキッカケに常習犯になってしまった方のお話です。
キッカケはダブル不倫。その後何度も繰り返すように・・
私は当時30歳で結婚したのですが、最初に不倫を経験したのはその2年後。
相手は仕事の取引先の女性部長をしており、お互いに既婚者でしたから、いわゆる「ダブル不倫」ということになります。年齢は一回り違っていました。当時30代前半の私は40代の熟女とそういう関係になり、関係は1年近く続きました。
その後、私が社内異動で転勤になったため、そのまま自然消滅したのですが、どうやら女性部長さんは、私以外にも不倫相手がいたようなので、別れはごくあっさりしたものでした。妻帯者の私としては、きれいさっぱり別れられたことが、何より幸いでした。
それがクセになったというわけでもありませんが、その後も何度か不倫経験をしています。一時は出会い系サイトを利用して、相手を探したこともあります。それが、5年前、50代になったとたん、ぴたりとピリオドを打ってしまいました、年齢的に「その気」が起こらなくなったことが唯一の理由かと思います。
妻に背徳感を感じながらも欲望に流される日々
私が女性部長さんと不倫関係になったキッカケは、あちらからのお誘いでした。幾度か酒の席に誘われ、二人だけで飲むようにもなり、彼女の「下心」を何となく感じるようになっていました。そして、ついに「今夜、どう？」と直接誘われました。
もちろん覚悟は出来ていましたし、とてもグラマラスで魅力的な女性でしたので、私は彼女の用意していたホテルについていきました。仕事上は「お得意先の部長さん」、それがベッドの中では「かわいい女」に変身します。それがたまらく魅惑的に感じました。
不倫中も妻のことは頭にありましたし、背徳感を感じないわけではありませんでした。しかし30代前半の男性にとって、目の前の女性の魅力、若い性欲には抗えません。言い訳のようですが、「若気の至り」で、仕方ないところもあったかな、と思っています。
今になって分かる"重ねてきた罪の重さと妻の大切さ"
最初の不倫は「仕方なかった」という気がしますが、その後、性懲りもなく繰り返した不倫については、まったく弁解の余地はありません。私が自分の性欲を満たすために、妻を裏切った、罪深い行為だったと言うしかないでしょう。
特に出会い系サイトでの経験は、今思い出すと自責の念が湧き起こり、冷や汗が出てきます。その時は、それぞれの相手に夢中になっていましたので、自分を顧みることはほとんどありませんでした。しかし、今になって振り返ってみると、妻にはほんとうに申し訳ないことをしたと、罪を痛感しています。
一度も不倫がバレたことはありませんが、おそらく妻は薄々感づいていたにちがいありません。それをまったく表情に出さず、「気づかないふり」をしながら妻として、母として家庭を守り続けてくれたことに、感謝しています。今はまったく「不倫の虫」は起こらなくなっていますので、これからは過去の罪をつぐなう意味でも、生涯妻ひとすじ、大切にしていきたいと思っています。
今回の一言コメント
自分の欲望を満たすために何度も不倫を繰り返してしまったと語ってくれたimosukeさん。
imosukeさんの不倫に気付いていながらも気づかないふりをしてずっと家庭を守り続けてくれたとゆう奥様の懐の深さに感動しました。これからも奥様を大切に幸せな夫婦でいてください。
