case32 : RENさん(50代)
本日の不倫エピソードは未婚男性"RENさん"の体験談です。
20年振りに会った、学生時代の同級生に軽い気持ちで言った一言から不倫関係へ...。
高校時代の同級生...20年振りの再会に思うこと。
私が不倫した相手は、もともと高校時代の同級生で1年生のときに同じクラスでした。卒業して20年ほど経った頃、初めて同窓会を開催し、そこで再会しました。その後、何度か小さなプチ同窓会を定期的に開くようになり、毎度そこで会うようになりました。彼女も私も結婚していて、お互い子どももいました。そして懐かしい話題でいろいろと盛り上がるうちに意気投合し、どちらからともなく好意を持つようになりました。
ある日、何かのきっかけで、相談の電話をもらうようになったことがあり、それからは夜にこっそり電話で会話をするようになりました。電話でたわいもない話題で盛り上がっているうちに、過去の異性経験の話になりました。そのときに、「お前、不倫したことあるか?」と尋ねたところ、「ないよ。あんたと不倫しよか?」とすぐに返事が返ってきました。その時は笑ってごまかしましたが、後々それが冗談でなく、現実のになりました。
二人きりで出かけたある日...私が挙げた馬鹿げた提案。
2,3日おきに彼女から電話をもらう中で、ある日、パソコンを新しく買いたいので相談に乗ってほしいと言われました。そしていろいろアドバイスをしていくうちに、今度の日曜日にパソコンを買いに行くから一緒に選んでほしいと言われ、買い物に付き合うことに。そして買い物も終わり、二人で昼食をとった後、どこへ行くあてもなかったので、おもむろに私の方から「ホテル行こうか」と尋ねたところ、一瞬の間を置いて、彼女は私の顔を見ながら、嬉しそうに「うん」と言いました。
私は、まさかこんなに簡単に了承してもらえるとは思っていませんでしたのでびっくりしましたが、そのままラブホテルへ直行しました。こうして私たちは不倫関係になりました。その日はホテルで3発ほどやらせてもらいました。その日以来、週に一度は密会してホテルで情事を楽しむようになったのです。
何もかも失って気づく事...あの時不倫なんかしなければ。
当時の私は、家庭のことを普段からきちんとしていれば、不倫をしていても家庭に迷惑をかけなければ問題ないと思っていました。しかし、それは大きな間違いだったことに気づきました。結局、私は彼女との不倫がバレてしまい家庭を失いました。妻も子どもも家から出て行き、一人残された私は、慰謝料と養育費の支払いに追われ、近所の人たちに会わせる顔もなく、寂しい毎日を送っています。ただ、相手の女性はかろうじて離婚だけは免れ、家庭を壊さずに済んだと聞いていたので、それだけがせめてもの救いでした。もし裁判でも起こされていたら、私はもう生きていくことができなかったかもしれません。
不倫は自分では想像がつかないほど家族を悲しませます。子どもがいればなおのこと、迷惑をかける範囲は広くなります。家庭を壊してしまった私が言う権利もありませんが、家庭を壊したくなければ、不倫はやめておいた方がいいです。不倫をしているときは、二人とも舞い上がってしまっていますので、周りが見えていません。しかし、冷静になって考えてみれば、もし、あのときの過ちを消してしまえるものなら消し去りたいと本当に心から思います。本当に反省しています。
今回の一言コメント
不倫をした後に残るものは後悔しかないですよね。壊れてから気づくことや分かることもありますよね。お一人になった今、色々と辛いかもしれません。ですが、自分で蒔いた種です。慰謝料を払い続けることが、せめてもの償いかもしれませんね。