case39 : トッコさん(30代)
本日の不倫エピソードは、不倫から結婚へ発展した”トッコさん”の体験談です。
彼と出会ったきっかけは何度も足を運んでいた、とある球場でした。
とあるプロ野球チームが大好きで、私は一人で何度も球場に通っていました。行くといつも大体同じ様なメンバーが観戦に来ていたので、通う内になんとなく顔見知りになって、みんなで連絡を取るようになったいきました。その中のひとりが彼でした。
彼と急接近したキッカケは、何度目かの飲み会の中で、ホーム以外の球場にみんなで応援に行こうとなり、私と彼が幹事役を引き受けたのをきっかけに仲良くなりました。ホテルや新幹線の手配、せっかく行くから観光もしようという事になり、下見がてらに二人だけで何度も会ったりしていくうちに、私はすっかり恋愛感情を持つようになっていました。
7歳年上で結婚もしている事を知っていたので、出来る限り気持ちが相手に伝わらない様に気をつけました。奥様にも不快な思いをさせないように、会う時間帯や場所メールでの絵文字禁止など自分でルールを決めて接していました。
不倫する様な人であって欲しくない...そんな思いで別れを告げたけど
観戦旅行が無事に終わり、私の気持ちもこれで諦めがつくだろうと思っていた時、彼からまさかの告白を受けました。その時は嬉しい気持ち半分「なんだ・・そうゆう人なんだ」と言うがっかり感がありました。それでも、彼の気持ちを知ってしまったら、諦めることなど出来なくなってしまい、そのまま不倫関係となってしまいました。
不倫して半年程たった頃、突然に虚しさが襲ってきてたまらなくなりました。自分勝手ですが、彼には不倫するような男性であって欲しくなかったのです。そしてある日私は彼に「あなたには不倫する様な、いい加減な男性でいて欲しくない。だからもう二度と連絡も取らない。もう別れよう。」と伝えました。
着信もメールもすべてブロックしました。始めは辛かったけどこれで良かったと思っていました。別れを告げてから3ヶ月ほどが経った頃、彼から「離婚が成立した。一からやり直して欲しい」と言われました。突然の出来事に一瞬頭が真っ白になりました。それでも彼が私と一から向き合ってくれることを決めてくれたことが嬉しかったです。
それから翌週には、私の親にも結婚を前提に付き合いたいと挨拶しに来てくれて、1年後に無事結婚式をあげることが出来ました。
親には猛反対もされたけど...疑うより愛され続ける努力をしていきたい
親や親友には不倫していたこと、彼がバツ1な事を話しました。どちらも、不倫する人はまた繰り返すと言って結婚には大反対されました。特に父親は娘が不倫していたと言う事を受け入れられなかった様で、「お前は騙されてる。金目当てに決まってる。」と散々な言いようでした。
私も彼が元妻に何度も嘘をついているところを目の当たりにして来たので、100%彼を信じていると言ったら嘘になります。しかし、彼に裏切られる心配をするよりも思いやりの気持ちをもって、愛され続ける努力をしたいなと思っています。
不倫は相手の家庭を壊してしまう、最低な行為だと自分でもわかっています。愛人の様な関係は惨めだし、自分を価値のある人間だと思えなくなっていきます。この先もしかしたら私の身にも不幸が訪れるかも知れませが、その時は天罰だと思って受け入れる覚悟でいます。私自身は誰かの視線に怯える様な生活は二度としたくないので不倫や浮気はしません。
今回の一言コメント
不倫は最低な行為かもしれませんが、誰しも最初から不倫しようと思ってするものではないですからね。また不倫するかもと不安もあるとは思いますが、それを踏まえた上での結婚ですし、それに大切なのは過去より今です。お二人が幸せな家庭を築いていけることを祈っています。