case42 : なっちゃんさん(30代)
本日の不倫エピソードは30代女性”なっちゃんさん”の体験談です。
結婚3年目...携帯に執着のなかった夫が突然ロックをかけるように
結婚して3年目のころ、夫が携帯電話にロックをかけていることに気が付きました。もともと夫は携帯電話に執着がなく、いつでも見ていいよというタイプだったので、その頃から不審に思っていました。しかも、携帯電話を使用するのは決まって私が見えない場所に居る時です。入浴前にはテーブルの上に置いていた携帯が、入浴後にはキッチンにあり、いない間に操作していたのがわかりました。
浮気だと疑ってから夫を観察してみると、休日出勤が月に3回、残業で今までない時間に帰宅したことが6回ありました。決定打となったのは、やはり携帯です。夫がロックを解除した時のボタンの位置を盗み見ていたので、寝た後に解除しました。中を覗くと、不倫相手とのメール、写真、動画が大量に出てきました。これが不倫確定の瞬間です。
不倫相手は会社の同僚。自宅に呼び二人の関係を問い詰めたら...
不倫相手に見覚えがあったので、会社の同僚と夫が写った集合写真を引っ張り出しました。案の定、相手は同僚でした。夫と相手を自宅に呼び出して問い詰めたところ、夫が入社してからの関係だと知り、とてもショックを受けました。
夫より後から入社した不倫相手が夫に好意を持ち、会社では噂になるほど仲が良かったそうです。そんな時、同僚達と飲みに行った居酒屋で不倫相手が酔いつぶれ、彼女を家まで送ったのが不倫のはじりのようでした。酔った勢いで思いを告白し、それでも奥さんがいるから叶わないと泣いたため、かわいそうでたまらなかったと夫から聞きました。
会社で妻以外の女性にべったりというのも腹立たしいですが、何より、なぜすぐに怪しまれることをするのだろうと情けなくなりました。男の人は浮気をごまかすのが下手だといいますが、まさにその通りだと実感しました。
夫を信じられなくなり離婚...子供と二人、幸せに暮らしています
夫と不倫相手から謝罪があり、慰謝料の請求もきちんと受けると言われました。相手とは縁を切り、私ともう一度やり直したいと夫から言われて悩みました。生まれたばかりの子供のためにも父親は必要だと思ったのですが、今後彼を信用できる自信がなくなってしまい、結局離婚して今はシングルマザーです。
夫のことで悩まなくていいので気持ちは落ち着き、子供と楽しく生活できています。結婚していたころより幸せだと思っています。離婚後、今後の子供との生活の為に慰謝料は払ってもらいました。その話し合いの場で、不倫相手には言いたいことが言えたので、もう不満もないです。
ちなみに夫と不倫相手は会社に関係がバレたそうで、転勤でそれぞれ遠くに飛ばされたと聞いています。浮気発覚当時は相手を呪いたいほど憎んでいましたが、1年経った今では笑い話の持ちネタにしています。
今回の一言コメント
思いがけない修羅場を体験して、当時は大変だったと思います。
一度相手を信じられなくなると、もう何もかも上手くいかなくなってしまうものですから、なっちゃんさんにとって離婚という選択肢は正しかったのかもしれませんね。今はお子さんと仲良く暮らしているとのことですから、これからもお子さんと仲良く幸せな日々を送れることを願っています。