case8 : ししゃもさん(20代)
本日の不倫エピソード投稿者は20代未婚女性"ししゃもさん"のお話です。
「不倫はするものじゃない...分かっていたはずなのに..。」そんな自分の思いと葛藤する気持ちが表現されている不倫エピソードです。
就職した職場で出会った、とても世話好きな男性
彼と出会ったのは、一般的な出会いのイメージが強い職場でした。引っ越してきて近場で仕事探しをしていてとても良い条件で見つかったとも言える職場です。
その職場にはいろんな部署と、近くに関連会社(工場)もあり、100人以上の人が働いています。といっても、私が入った部署には20人前後といった感じですが、彼もそこにいました。
配送業という業種で研修の際、同乗といって同じ車に乗って仕事を行います。その研修で教えてくれた一人が彼でした。偶然な事に、私はもう一つ副業をやっていたのですが、そこの先輩の友達だったとゆうのもあって、よく話すようになりました。見た目は歳のわりに頑張ってるおじさんといった感じで、中身と言う事がお母さんのように世話好きの人です。
不倫なんて絶対ありえない!...そう、思ってたのに。
入社当初全くお互い何の意識もなく、何人かで飲みったりもしていましたがなんの気持ちの変化もありませんでした。よく喋る人だったので、研修中も楽しく、また安心して仕事ができていて、会社の中で一番何でも聞けたり、喋ったりする人になっていました。
日が経って、私も仕事にも慣れてきた頃、よく配送中に電話が来るようになり用もないのに話すように。また、彼にはツーリングとゆう趣味があり、会社でのツーリングの際にわざわざ個人的にお土産を買ってきてくれたりしました。
そこでなんとなく感じるものに、そんなわけないよなぁと言い聞かせ、仲いいとか慕ってるという感覚じゃない何かに気づき始めたのです。決して「付き合おう」となったわけではありません。でも、一人暮らしをしている私の家にお互い仕事終わって帰ってきたりして、まるでカップルかのような関係に自然となっていました。
もともと私の不倫に対するイメージとゆうのは、不倫のドラマを見たりする時でも"なんで不倫なんかするんだろう?"と思っていたくらいですし、周りの不倫していた友達にも、正直あまりいい印象がなく、自分は"絶対しないだろうなぁ"と思っていました。でも実際に自分がその状況になり、徐々に複雑な気持ちになっていました。
奥さんに悪いな...という偽善的な気持ちも湧きました。でも、その罪悪感も自分の中で色々言い訳をつけて、徐々に消していきました。そして何度も思いました。何でこの人結婚してるんだろうって...。
誰も幸せになんてなれない...不倫は苦しくなるばかり
私の場合は不倫をして、結果思い悩む方が大きく強かったです。すべてに対して(彼、自分、奥さん)良いことではないし、胸を張って人に言えることでもないので、悩んだ時に誰にも言えず苦しい思いをしました。好きになればなるほど、抜け出せない辛さも感じるようになります。
自分の家にきても、結局帰る家は他にもあるのです。自分のところは単なる休憩所(相手がそう思ってなくても)なのだと思います。でも"それでも良い"と考えられる方はいいのかもしれません。私はそんな寂しいの嫌ですが。
ふと長期間考え込んだ時に、不倫は悪いことなのに、一番の被害者は何も知らない奥さんなのに、自分の中で言い逃れして、自分が被害者だと思い込んでる事に気づきました。
一時の感情の為に、何かを犠牲にしてつらい思いをする、させる必要なんてないのです。結果、幸せなのは一時。不倫はいろんな意味で誰も幸せになんてなれません。
今回の一言コメント
頭ではわかっていても、いざ自分がその状況に陥るとなかなか考えと行動は伴わないものですよね。辛さのあまり、なんで私ばかり辛いの?っと思ってしまうこともあります。この不倫を経験して辛く苦しい思いをした"ししゃもさん"。次は本当の意味で幸せになれる恋が出来るといいですね!